2030年に目指すべき社会像「レジリエントでサステナブルな社会」を掲げ、SDGsを道しるべとして、社会との共通価値の創造(CSV)に向けてさまざまな取組みを進めています。事業を通じた社会的課題の解決には、グループ社員一人ひとりがCSVやSDGsへの理解を深めることが必要不可欠です。社員の啓発を目的とした「サステナビリティコンテスト」は、社会的課題の解決につながる取組みや提案を通じた顕著なCSV取組を表彰するもので、2018年から開始しています。
第三回目となる2020年度は、お客さまの非接触志向の高まりやリモートワークの増加といった、withコロナ時代から見えてきた社会的課題に対する取組提案を含めて、国内外から354組の応募がありました。社会的インパクト、コミュニケーション、価値創造、取組姿勢、発展性の5つの項目を選考基準として評価し、6組を入賞として選出し、さらにグループ役員によるオンライン審査・投票により、最優秀賞1組を選出しました。

初めて実施したオンライン投票・審査
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初めて実施したオンライン投票・審査

【最優秀賞】
三井住友海上 金融公務営業推進本部 公務開発室 / 企業営業第二部 第一課
「公的農業共済および最先端IoT技術と連携した、畜産業界が抱える積年の課題解決」

深刻な高齢化と新型コロナウイルス感染拡大による外国人の働き手不足等が急速に進行し、生産性向上と労働環境改善が課題となっている畜産業界。三井住友海上では、公的農業共済と連携して家畜牛にかかる診療費の農家自己負担分を補償する保険商品を開発。IoTソリューションにより畜産農家が抱える課題の解決に取り組む「デザミス株式会社」をパートナーに、同社の先端テクノロジーを活用した牛の管理システムに保険を組み込み、これまでどこにもなかった全く新しいサービスを提供。牛の健康状態を24時間管理するIoTセンサーが適時適切な治療を促すことで、牛の死亡率低減に寄与し、畜産農家の経営安定化と公的農業共済の損害防止を同時に実現。
また、不要不急の駆け付けも激減して全国の獣医師の労働環境も改善するなど、畜産業界の積年の課題解決。

 

サステナビリティコンテストの開催により、社員のサステナビリティマインドが醸成されるとともに、日常業務とCSVを結び付ける意識が高まっています。新たなビジネスモデルの創出で社会課題を解決し、サステナビリティコンテストでグループ全体に共有することでその取組みが横展開するという好循環を定着させるために、今後も取組みを継続していきます。

 

サステナビリティコンテスト2020最優秀賞の表彰
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サステナビリティコンテスト2020最優秀賞の表彰