国内では少子高齢化が進展し、総人口は減少傾向にあります。そして、「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)によると、2060年には総人口が9,000万人を下回り、65歳以上の人口が総人口に占める割合である高齢化率は40%を超える水準となることが推計されています。高齢者人口の増加に伴い、高齢者が安心して暮らせる環境が求められています。移動しやすい都市構造、健康や予防医療に関する情報へのアクセス、加齢とともに低下する身体機能や介護に配慮した居住環境が必要であり、また同時に、人口減少の緩和に向け、妊産婦や子ども、子ども連れの人が安全に、かつ、安心して暮らせる環境であることも重要となっています。
MS&ADインシュアランス グループは、生涯現役を実現するための健康増進や、充実したセカンドライフを支える資産形成策の提供を行うとともに、超高齢社会を支える事業活動の発展を支援し、「元気で長生き」を支えていきます。
生涯現役を実現するための健康づくりを支援するサービスを提供しています。また、大学と提携し、健康増進に関する調査研究を行っています。
![]() ココロとカラダの健康づくりを 支援 |
![]() ココロとカラダの健康づくりをサポートするスマートフォン向けアプリ「ココカラダイアリー」を提供。ストレス状態の測定、自動測定される歩数から計算した消費カロリーの表示、食事・体重・睡眠時間などの記録、医療情報の確認などができ、お客さまご自身での健康管理に活用が可能。2020年6月及び2021年4月には、機能及びデザインを刷新し、さらに使いやすさが向上。法人向けには、従業員のライフログデータが閲覧可能な「管理者専用Webサイト」や「法人内歩数ランキング機能」、「健康ポイント管理機能」で、企業の健康経営をサポート
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![]() 東京大学COIと提携した健康増進 |
当社グループでは、2018年度より東京大学センター・オブ・イノベーション(東大COI)自分で守る健康社会拠点と提携し、「持続可能な健康長寿社会」の実現に向けた取組みを開始。2021年4月より、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保で、AIによる健康リスク予測モデルを搭載した健康管理アプリとコンサルティングサービスを組み合わせた健康経営支援保険を販売。2019年9月より、音声により認知症・MCI(認知症の前段階である軽度認知障害)の予兆を発見しつつ、認知症予防策を提供するサービスの開発に向けた共同研究を開始。2022年度中のサービス実装をめざす
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![]() いのち・医療に関する 情報提供セミナー |
健康と医療、備えの大切さについてお客さまの理解を深めていただけるよう、がん、脳卒中・循環器病、認知症予防などをテーマとした各種セミナーを開催。脳卒中は公益社団法人日本脳卒中協会との共同事業「脳卒中プロジェクト」の一環として、専門医によるセミナーを開催 |
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![]() 健康経営の普及促進と コンサルティング |
・企業の健康経営レベルの向上のため、相談窓口、従業員の運動機会の増進ツール、ヘルスリテラシー向上等のツール提供や福利厚生制度設計等を通じ、経済産業省「健康経営優良法人認定制度」(中小企業規模部門・除ブライト500・初回認定に限る)の申請をサポート(MSA生命)
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![]() AIによる24時間受診相談 |
Web上でAIからの質問に答えることで、現在の症状と関連性の高い「疾患やその情報」、「受診すべき診療科」、「近隣の医療機関」を無料で確認できるサービス「ユビーAI受診相談」を2021年7月より提供開始。インターネット環境があれば24時間いつでもすぐに利用でき、些細な症状でも気軽に相談できるため早期受診のきっかけとなり、重症化の予防が期待できる。AIを用いた受診相談サービスの提供は、国内生命保険会社初(2021年6月30日時点、当社グループ調べ) |
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介護事業や医療等に係るさまざまなソリューションやサポートの提供を通じ、超高齢社会を支える事業の発展に貢献しています。
![]() 医療機関をサポート |
新型コロナウイルス感染症やオンライン診療に関するさまざまなリスクを補償することにより、医療機関の安定的な事業発展に貢献
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![]() 福祉・介護事業者向け商品 |
・福祉・介護事業者を取り巻くさまざまなリスク(賠償責任リスク、情報漏えいリスク、財物損害リスクなど)に対する補償と事故再発防止のためのコンサルティング費用を一つの保険で総合的に補償する商品や、お客さまが必要な補償を合理的に受けられるよう保険とリスクコンサルティングメニューをパッケージ化した商品を提供
・2021年に介護施設・事業所に義務付けられたBCP計画策定を支援(インターリスク) |
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![]() ケアテック企業との資本・ 業務提携 |
ケアテック(Care(介護・福祉医療)とTechnology(技術)からなる造語)を展開するスタートアップ企業と資本・業務提携し、介護福祉領域の課題解決とイノベーションを指向
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![]() 企業向け |
![]() 企業の人事部門向けに、仕事と家庭(育児、介護、治療など)の両立やワークライフバランスの実践に関する支援を提供 |
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![]() 企業向け 「健康経営支援保険」
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東大COIと開発した健康管理アプリ「Myからだ予想」による従業員の健康リスクの見える化・病気予防のツールと、ケガや病気により働けなくなった従業員の所得補償、健康経営支援サービスの3つの機能が一体となった保険パッケージ。従業員がアプリを活用することで管理者はデータによる健康管理が可能。アプリ活用による従業員の健康増進取組に応じた保険料割引を導入しており、アプリ利用により、従業員の健康増進・疾病予防に役立ち、また、アプリの利用状況によって企業負担保険料を割引
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![]() 日本病院会会員向け「医業未収金補償保険」の提供 |
近年の訪日外国人の増加等に伴う想定外の高額な未収金の発生リスクへの備えとして、一般社団法人日本病院会会員向けに医業未収金補償保険(外国人患者限定プラン)を開発・提供。これにより、病院経営の安定化に加え、未収金回収業務の負担を軽減
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![]() 金融機関向け |
![]() 超長寿人生における代理店募集人のコンサルティング力向上を目的とした「わたしの100年人生 研修」を開発・提供。研修では、オリジナルビジネスゲーム(カードゲーム)を通じ、募集人が未体験の100年人生をリアルに体感することで、さまざまな保険ニーズにお応えする提案力の向上を支援
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![]() わかりやすく伝える外貨建て保険販売の苦情未然防止研修 |
![]() 外貨建て保険商品に関する苦情の縮減を目的として、「わかりやすく伝える 外貨建て保険販売の苦情未然防止研修」を金融機関代理店に提供。わかりやすく伝えるための具体的な事例や話法を音声や映像を用いて紹介しており、販売担当者が苦情事例を体感し、アフターフォローを修得すること等により、お客さま本位の業務運営を業界全体で実現
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「充実したセカンドライフ」「安心して暮らせる安全な社会」をめざし、お客さまのニーズに合わせた資産形成手段や介護、認知症に関する商品・サービスを提供しています。
![]() 自助努力型の資産形成 |
![]() ・老後のための資産形成の1つとして、個人型確定拠出年金(iDeCo)を金融機関や代理店等を通じて提供(MS,AD)
・「ねんきん定期便」をスマートフォン等のカメラで撮るだけで、公的年金等の受給額の目安を簡単に試算できるサービスを提供(MSA生命)
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![]() ガンへの備え |
・「ガン保険」への加入を検討しているお客さまに対して、いつでも好きな時に手軽に加入できるよう、セブン‐イレブン店舗に設置されているマルチコピー機を通じて「ガン保険」(ガン保険スマート[正式名称:ガン保険(無解約返戻金型)(18)無配当])の取扱いを2020年6月より開始
新しい保険加入のご提案!セブン-イレブンの店舗で24時間365日ガン保険に加入できるセブン-イレブンで入る『ガン保険』の取扱開始 |
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![]() 介護、認知症の保障 |
![]() 認知症治療等の介護リスクに備える商品「終身介護・認知症プラン」[正式名称:終身保険(低解約返戻金型)無配当/終身介護保障特約(無解約返戻金型)(18)認知症一時金給付特則付]を提供。介護の中でも負担が大きい認知症介護状態への保障があり、介護への不安に、より手厚く備えることが可能
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![]() 高齢社会に対応した補償の提供 |
![]() ・賃貸住宅内での高齢者の孤独死によって発生する損害の対応費用を補償するために、火災保険で家主費用の特約を提供 |
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![]() お客さま相談サービス |
介護・認知症に関するお悩み、ご相談に看護師等の資格をもった相談員がお電話でお応えする商品付帯サービス「介護すこやかデスク」に、新サービスメニュー「成年後見制度相談サービス」「家族信託相談サービス」を追加し、2021年7月より提供開始 |
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