「レジリエントでサステナブルな社会」を実現するには、それを阻む社会的課題を認識し、対応していく必要があります。保険・金融グループとして関連すると考えられる社会的課題には、気候変動による洪水や干ばつの増加をはじめとする地球環境におけるさまざまなリスク、世界的な格差の拡大による活力の低下、技術の進展によるサイバー攻撃などの新たなリスク、高齢化に伴う介護・医療負担の増加などがあります。このような社会的課題の解決に取り組むことは国連が2015年に定めたSDGsとも方向性が一致しています。

MS&ADインシュアランス グループは、経営理念の実現に向け、「価値創造ストーリー」を紡ぐ企業活動を通じて、社会との共通価値を創造し、レジリエントでサステナブルな社会を目指します。信頼と期待に応える最高の品質を追求し、ステークホルダーとともに、地球環境と社会の持続可能性を守りながら、誰もが安定した生活と活発な事業活動にチャレンジできる社会に貢献し続けます。

SDGsに貢献する商品・サービス

SDGs17の目標は、地球という限られた自然環境をベースに、社会と経済の諸課題が密接に関連したものであり、統合的なアプローチで取り組むことが何よりも重要です。サステナビリティを軸に多面的な視野でリスクコンサルティング、保険や安全・安心のためのサービス提供を通じ、SDGs達成に貢献しています。

新しいリスクに対処する

社会をとりまくリスクは多様化・複雑化し、リスクを事前に認識して発生を防いだり、万が一に備えることは、安定した生活や活発な事業活動のための大きな課題となっています。お客さまの多様なニーズにお応えする商品、サービスを提供しています。 

事故のない快適なモビリティ社会を作る

すべての人が安心・安全な移動手段を利用するには、確かな事故防止策が必要です。テレマティクス技術やスマートフォンなどの活用、地域と一体となった交通安全活動、企業の安全運転を支援するサービスの提供などを通じ、交通事故の低減に尽力しています。

レジリエントなまちづくりに取り組む

安心、安全な暮らしを支えるためには、自然災害をはじめ、万一発生した際に被るリスクをあらかじめ予測し、有事に備えたまちづくりが大きな意味を持ちます。高齢化などの社会の変化を先取りした、地方創生も、地域のレジリエンスに不可欠な課題です。これまでに培ったノウハウや多くの保有データをもとに、未来を見据えた保険・サービスでレジリエントなまちづくりをしています。

「元気で長生き」を支える

今後ますます進展する高齢社会の中で、介護の負担、医療費の増大は大きな問題となり、病気の予防・健康増進のための取り組みが求められています。また医学や医療技術の向上に伴い、新しいリスクが生まれ、そのリスクへ対応していくことも私たちの使命だと考えています。 

気候変動の緩和と適応に貢献する

地球温暖化や生物多様性の現状は、地球の持続可能性に危機が迫っていることを示しています。リスクソリューションを提供する事業者として、気候変動に適応する社会づくりに貢献できる商品やサービスを提供し、ステークホルダーの皆さまとともにこれらの課題に取り組みます。

自然資本の持続可能性向上に取り組む

私たちの暮らしや経済活動は、生物多様性から提供される自然の恵み(生態系サービス)によって成り立っています。生物多様性に配慮したビジネスモデルは、企業を含む社会全体の持続可能性を支えます。SDGsの17の目標は、自然資本や安定した気候システムに関わる4つの目標がベースとして成立して初めて達成する目標と言えます。MS&ADインシュアランス グループは、自然資本と事業活動との持続可能な関係構築を目指し、その保全や活用に向けて取り組んでいきます。

「誰一人取り残さない」を支援する

地域社会の活力の低下は、過疎化、社会的サービスの不足を招くだけでなく、都市部への人口過密など、さまざまな課題にもつながっています。地域経済の活性化には、地域産業の振興や地域に密着した中小企業の成長が必要だと考えています。また、途上国での社会的課題にも目を向けています。