私ども、MS&ADインシュアランスグループは、「世界トップ水準の保険・金融グループの創造」をVision として掲げ、2010年にスタートしました。グループの中核損保会社である三井住友海上は、三井・住友両グループの営業基盤と国内外における幅広い事業展開力を擁し、あいおいニッセイ同和損保は、トヨタ・日本生命グループのネットワークと地域に密着したリテールマーケット開拓力という、強みを有しています。また、国内損害保険事業に加え、国内生命保険事業、海外事業、金融サービス事業、リスク関連サービス事業等の5つのドメインで、グローバルに事業展開をしており、2019年のフォーチュングローバル500の、損害保険カテゴリーの収入ランキングでは、第5位にランクされています。
 

 現代社会は、リスクの巨大化・複雑化や新たなリスクの出現など、事業環境は大きく変化しています。こうした環境変化に対応するには、私ども自身がレジリエントでサステナブルでなければならないと考え、2018年にスタートした中期経営計画「Vision 2021」では、3つの重点戦略を掲げました。
 一つは、グループ総合力の発揮です。特色ある事業会社がそれぞれの強みを活かし成長する一方で、グループ内の生産性を高めることで、成長と効率を同時に達成するビジネスモデルを追求していきます。
 二つ目は、デジタライゼーションの推進です。デジタル社会ならではのお客さまのリスクの変化を的確に捉えるとともに、ビジネスモデルの変革につながるイノベーションの創出に注力していきます。
 三つ目は、ポートフォリオ変革です。私どもは、海外48の国や地域でビジネス展開をしています。それぞれの地域の成長ステージや社会構造の変化に応じて事業展開することで、バランスの取れた事業ポートフォリオを目指します。
 

 これからは不確実の時代です。世界情勢は刻一刻と変化し、産業構造を大きく転換させるデジタル化の波が押し寄せています。そして、巨大災害の頻発は、地球環境問題の深刻さを物語っています。こうした時代において、社会の持続性を支える保険会社の役割はますます重要性を増します。MS&ADグループのミッションである「活力ある社会の発展と地球の健やかな未来」を目指し、先を見据え、常に社会と向き合い、お客さまの課題解決に全力を注いでまいります。

 
 どの時代においても、社会に求められる存在であり続けるために、本来の強みである多様性とその総合力を活かし、ステークホルダーの皆さまと共に歩んでいきたいと考えています。
 

 今後とも、より一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。