取締役社長 グループCEOの原典之です。

 

2020年から続く新型コロナウイルスとの闘いは、まだ予断を許さない状況ではありますが、ワクチン接種も進み、ウィズコロナでの経済活動が徐々に再開され、少し明るい兆しが見えてきました。一方、世界情勢に目を転じますと、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、多くの人々の生活が破壊され、世界経済にも急速なインフレや景気回復の遅れなどの影響がもたらされています。
このように、パンデミックや地政学リスク、自然災害の激甚化など、さまざまなリスクが顕在化し、社会の安心・安全を支える「保険」の責任がますます大きくなっていると感じています。

 

MS&ADインシュアランスグループは、2010年に誕生して以来、「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」ことをミッションに掲げています。2018年にスタートした前中期経営計画では、2030年に実現を目指す社会像を「レジリエントでサステナブルな社会」と定め、CSV(社会との共通価値の創造)を経営の基盤に置いて取り組んできました。

 

そして、2022年度からの新しい中期経営計画では、社会変革に伴う多様なリスクに向き合い、その課題解決に取り組むことで、お客さまに安心と安全を提供する「価値創造ストーリー」をベースに、ミッションの実現を目指していきます。

 

新中期経営計画には、「リスクソリューションのプラットフォーマーとして、社会と共に成長する」というサブタイトルを設けました。リスクソリューションの領域において、様々な解決策を提供し、社会と共に成長していきたいという想いを込めています。
また、データやデジタルの力を活用して、迅速な保険金の支払いによる復旧支援や、被害を小さくするための商品・サービスの提供を行うことで、「レジリエントでサステナブルな社会」の実現に貢献していきたいと考えています。

 

変化が激しい時代だからこそ、当社グループの強みである多様性を活かし、グループシナジーを発揮して、
ステークホルダーの皆さまとともに、社会課題の解決につながる商品・サービスを生み出し、持続的な企業価値向上を実現していきます。

 

今後もより一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

2022年6月