シリコンバレーで最新技術を取り入れてビジネス課題を解決

2018年1月より、シリコンバレーに国内外のグループ社員が出張し、スタートアップ企業との個別面談やピッチイベント等を通じて、自国で解決できない課題(Pain Point)の解決や新しいビジネスモデルの発掘するプログラムを開始しました。これまで国内外のMS&ADグループ各社から25拠点延べ42名が参加しています。


2020年度からは、日本国内にいながらにして米国やイスラエル等のスタートアップ企業を発掘するリモートガレージ、さらにグループ内だけではなく社外からも参加者を募りガレージ活動を行う「共創ガレージ」を始動させ、オープンイノベーションを促進しています。
 

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私が参加したガレージでは、シリコンバレーで200社以上の企業に接し、約50社と面談を重ね、新しいビジネスモデルの創造に奔走しました。
帰国後は欧州の企業と日本でのビジネス展開を目指して協議を重ねましたが、日本語化や法令面で課題があり難航していました。解決法を探っていたところ、同等のサービスを展開しつつある日本のスタートアップを見つけ、交渉を進めて、実証実験に結び付けることができました。
ガレージを通じ、スタートアップ流のスピード感など、仕事面でも大きな変化がありました。
今後は「ガレージ伝道師」の一人として、イノベーション活動に貢献したいと思います。

 

三井住友海上あいおい生命保険株式会社社

商品部 商品数理グループ

小山田 光慶

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私が所属する次世代モビリティ室は、自動運転をはじめとしたCASEやドローンなど次世代モビリティに関するリスクソリューション開発を担っており、グローバル基準で先進技術等を有するスタートアップとの協業も視野に入れて活動中です。ガレージ参加以前は有望なスタートアップを探す段階で非常に苦労していましたが、ガレージへの参加により効率的に彼らへアプローチできるようになり、業務のスピードアップ化が図れました。現在、複数のプロジェクトが進行中であり、1日も早くソリューション化できるよう頑張りたいと思います。

 

MS&ADインターリスク総研株式会社

次世代モビリティ室

蒲池 康浩