プロフィール
 湿地タイプ 

 河口干潟

生きもの

鳥類

ズグロカモメ、クロツラヘラサギ、カラフトアオアシシギ、ヘラシギ、ホウロクシギ など

水生動物

シオマネキ、ハクセンシオマネキ、ウモレマメガニ、タビラクチ、クリイロコミミガイなど

植物

ヨシ原 など

吉野川は、愛媛県瓶が森を源流に、徳島県を東西に流れ、紀伊水道に注ぐ、全長194kmの別名「四国三郎」とも呼ばれる四国第一の河川です。その下流部には広大な沖積平野を形成し、14.5kmの長い汽水域には、砂質から泥質まで多様な干潟環境が点在します。川幅が1.3kmになる河口付近には、広い河川敷と中州が発達し、干潮時に大きな干潟が干出します。

活動レポート & 近況報告

2021年7月27日(火)

吉野川河口 シオマネキ子ガニ
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吉野川河口 シオマネキ子ガニ

こんにちは、ヒガタンです!


今年度はコロナ感染防止のため、社員ボランティアの活動を中止しているため、現地でお世話になっているとくしま自然観察の会さんより、最近の活動についてレポートいただきました。


【活動内容】2019年夏の台風によって、シオマネキの生息地に大量の漂着ゴミが堆積しましたが、2年がかりで撤去できたので、シオマネキが高密度に戻ってきており、干潟の生きものたちの楽園になっています。コロナ禍で、子どもたちや親子連れへの呼びかけを抑えましたが、大勢の大学生ボランティアの参加を得て、干潟の清掃活動や生物調査を定期的に実施することができました。
【おすすめポイント】ラムサールサポーターズ・吉野川河口干潟では、シオマネキ、ハクセンシオマネキ、トビハゼ、クシテガニなど、今や各地の干潟から姿を消しつつある生き物がごく当たり前に見られ、夏には米粒サイズの青いシオマネキの稚ガニを間近で観察することができます。
【今後の吉野川河口干潟の活動】1年に1度の当社のクリーンアップ活動の他に、とくしま自然観察の会が主催する、干潟の観察会やクリーンアップに社員さんやご家族が任意で参加できるように呼びかけていきたいです。また本会が制作した、干潟の生物をわかりやすく紹介した動画上映やお話会をご希望のグループに出前授業します。


MS&ADグループでは、吉野川河口干潟の自然環境保全のため、今後も「ラムサールサポーターズ」活動を続けていきます。

 

とくしま自然観察の会 HP URL: https://shiomaneki.net

2019年9月28日(土)

MS&ADグループ役員・社員・家族180名超が参加してラムサール活動を行いました。当日は「とくしま自然観察の会」の皆さまにご指導いただきながら、清掃活動や生きもの観察を行いました。台風の通過後であったため、干潟には多数のゴミが漂着しており、大勢が参加しての清掃活動に深く感謝いただけました。
また、吉野川河口干潟に生息するシオマネキ、その子供であるアオガニ他、様々な生きものを観察することができました。
ラムサール活動を通じ、少しでも豊かな自然、生きものを守ることに貢献できれば…との思いでいっぱいです!

2018年10月27日(土)

徳島県の吉野川河口干潟にて、MS&ADグループ役員・社員・家族140名超が参加してラムサール活動を行いました。朝早く小雨がぱらつきましたが、集合時間には雨もあがり、「とくしま自然観察の会」の皆さまにご指導いただきながら、清掃活動や生き物観察を行いました。毎年台風が運んでくるゴミが及ぼす生物の生活環境劣化が問題になりますが、今年は特に多数の台風が徳島近郊を通過して行ったこともあり、大勢が参加しての清掃活動を深く感謝いただきました。
終了後は、子どもたちが生き物観察を行いましたが、潮の満ち引きが抜群のタイミングで、吉野川河口干潟で生息するシオマネキ(大きなハサミを持つカニの一種)などを観察でき、「自由研究の題材にする!」といった子どもたちもいました(冬休みも自由研究があるといいですね!)。海の生物だけではなくシギ・チドリ類など多くの渡り鳥の中継地でもあり、毎年多くの人が参加して継続することで、少しでも当地の環境を守っていければとの思いで一杯です。

2017年10月21日(土)

雨のため、活動中止(参加予定人数127名)

2016年10月15日(土)

MS&ADグループの社員と家族115名が、吉野川下流すみよし干潟で、干潟清掃といきもの観察を行いました。天気も良く、絶好のラムサール日和の中、昨年は観察できなかった「シオマネキ(カニ))」等干潟の生物の観察やゴミ拾い等に気持ちの良い汗を流しました。滔々と流れる吉野川と地道に動くカニやハゼ等のいきものを見て、自然の多様性を感じることができた半日となりました。(MS&ADインシュアランスグループ)

2015年10月3日(土)

徳島県吉野川河口域では、グループ社員とその家族142名が参加しました。
さわやかな好天のもと、とくしま自然観察の会の皆さんの指導を受けながら、清掃活動や生き物観察を行いました。
河口には、ビール瓶ケースやビニールの塊などの大きなものからペットボトルのふたなどの小さなものまで、様々なゴミが捨てられており、片づけながらマナーについて改めて考える時間にもなりました。
子どもたちは、片方のハサミだけが大きいカニ、シオマネキを見たり、小さな生き物に触ったりと、楽しい時間を過ごせたようです。(MS&ADインシュアランス グループ) 

2014年11月15日(土)

吉野川河口のすみよし干潟に、MS&ADグループ社員と家族116名が集まりました。「とくしま自然観察の会」の皆さまからご指導いただき、今年は清掃活動と干潟のいきもの観察に加え、渡ってきた冬鳥の観察を行いました。風が冷たい日で、カニや泥の中の底生動物は深く潜り、数も種類も少なかったですが、子どもたちは探索作業に励んでいました。渡り鳥のシギ・チドリが群れて飛び、方向転換する際に翼に光が反射してキラキラ見えるのを「干潟のダイヤモンド」と言うそうですが、そうした光景も観察でき、季節に応じてさまざまな命のドラマがあることを実感しました。当日は、毎日新聞および徳島新聞が取材に来られ、紙面で紹介いただきました。(MS&ADホールディングス) 

2014年5月18日(日)

今年も吉野川河口干潟で定期的に観察会を開催し、毎回100名以上の親子連れにご参加いただいています。子どもたちにはしおまねきのオリジナルバッジをプレゼントし大好評です。現在最河口を通過する高速道路橋の設計が正式に始まって、来秋には着工予定であり、河口の景観、豊かな自然環境への影響が心配されます。市街地に隣接する貴重な河口域として、ラムサール条約湿地に登録し、将来に渡って保全していくことが今後益々重要になってきます。(とくしま自然観察の会) 

2013年11月16日(土)

2013年11月16日、吉野川河口のすみよし干潟に、MS&ADグループ社員と家族101名が参加し、とくしま自然観察の会のみなさんにご指導いただき、干潟の清掃活動、生きもの観察を行いました。
地元に住んでいても、吉野川干潟に入るのは初めてという参加者も多く、今まで詳しく知らなかった豊かな干潟の自然に驚きの連続でした。
子どもたちはもとより、大人も童心に返って、みな笑顔で干潟の生きものと触れあい、また、干潟の役割や重要性について学ぶことが出来た有意義な1日でした。