TNFDは開示枠組構築のため、世界14か国の金融機関、企業等からメンバーを選出しており、当社社員がタスクフォースメンバーの一員として選定され、枠組開発へ貢献しています。
開示枠組はTNFDが試案(β版)を公開し、企業や金融機関等のステークホルダーからの意見を受けて開発を進める手法を取っており、当社はこの取組みを支援するため、TNFDフォーラムに参画しています。
また国内では、TNFDフォーラム参画企業等によるTNFDの理解促進を目的に、TNFDコンサルテーショングループ・ジャパン(通称:TNFD日本協議会)を2022年6月に設立しました。TNFDのβ版解説や、参加者が議論を行う場を提供し、β版への理解促進と意見出しの支援に取り組んでいます。
当社はTNFDが国連環境計画金融イニシアティブと提携したパイロットプログラムに参加しています。
このプログラムは、地域と産業を組み合わせた複数のテーマから1つを選び、TNFDが試案で提唱している手法に沿ってリスク評価を試行し、結果をTNFDに報告して枠組開発に役立ててもらうものです。
当社はリスク評価や開示のノウハウの取得、パイロットの実施を通じて得た知見を枠組開発やTNFDコンサルテーショングループ・ジャパンに活かすことを目的に参加しています。