清輔 千賀子(三井住友海上あいおい生命 執行役員 企業品質管理部長)

<略歴>
1986年に大正海上(現三井住友海上)入社。首都圏業務部に配属。総合企画部、コンプライアンス部を経て、2015年三井住友海上あいおい生命埼玉営業部埼玉業務・営推グループ長 兼 千葉営業部千葉業務・営推グループ長、2017年お客さまコンタクトセンター部長、2018年理事お客さまコンタクトセンター部長。2021年理事企業品質管理部長、2022年より現職。

Q:執行役員・女性リーダーとして常に注目される立場ですが、役員になってからどのような変化を実感していますか?

役員になるまでは、個人や自分の所属する組織の最適化・最大化を中心に考えていましたが、役員として経営会議に出席するようになり、会社全体や会社の将来、社員に対する思いがより強くなりました。お客さまに選ばれ続ける会社、社員が誇れる会社をめざして、微力ながら貢献したいと考えています。当社で初の女性役員として注目されるだけではなく、会社の未来に貢献する発信力を高めていきたいです。

 

Q: 2023年の国際女性デーのテーマは「全てをデジタルに ジェンダー平等のためのイノベーションとテクノロジー」です。自身の仕事におけるデジタル対応やテクノロジーに関連した取組み、意識している点について教えてください。

当社では、病気の予防・早期発見から健康に関する相談、重症化・再発の予防など、お客さまの健康をトータルでサポートする先進的なヘルスケアサービス「MSAケア」を展開しています。「お客さまの健やかな未来」「元気で長生き」をテクノロジーで支えることも、生命保険会社の使命です。また、デジタル対応だけではなく、個々のお客さまに適した情報提供や手続きを自由に選択できるエフォートレスな環境を実現していきたいですね。

 

Q:働く女性の皆さんにメッセージをお願いします。

女性が働きやすい環境づくりが進み、活躍の場が確実に拡がったことで、社会情勢や生活環境に合わせた働き方を選べる時代になりつつあります。働き方はジェンダーを問わず、それぞれの価値観や、その時々の置かれている環境や状況によって変わってきます。自身の感性や価値観を大事にしながら、一歩前に出る勇気を出して、そして自身の可能性を信じて、豊かな人生を過ごしてください。