伊達 聖子(あいおいニッセイ同和損保 執行役員) 

<略歴>
1985年に大東京火災(現あいおいニッセイ同和損保)に入社。練馬支店に配属。代理店システムヘルプデスク、業務統括部等を経て、2011年ニッセイ事業開発部事務企画グループ長、2015年不動産部長、2017年理事広報部長、2021年執行役員横浜支店長、2022年より現職。 

Q:執行役員・女性リーダーとして常に注目されるお立場ですが、役員になってからどのような変化を実感していますか?

部支店長時代よりも社員との距離を感じています。私が担当している部署は女性が多く、私の経験を伝えることで、社員のモチベーションアップやキャリアビジョンを描くきっかけになってほしいと思っています。また、常に注目を浴びる立場にいるため、日々の勉強や環境変化を踏まえた情報収集は欠かせません。

 

 

Q: 2023年の国際女性デーのテーマは「全てをデジタルに ジェンダー平等のためのイノベーションとテクノロジー」です。自身の仕事におけるデジタル対応やテクノロジーに関連した取組み、意識している点について教えてください。

現在、業務効率化や生産性向上、DXの推進を目的とした社内プロジェクトのオーナーを務めています。当社が、目指す姿に掲げる「CSV×DX」を実現してゲームチェンジャーになるためには、DXやテクノロジーを意識した業務運営の変革が必要です。それがCSVの連鎖を生み、レジリエントでサステナブルな未来の創造につながると考えています。

 

Q:働く女性の皆さんにメッセージをお願いします。
自身に与えられた業務に一生懸命取り組めば、必ず誰かが見てくれています。私は「感謝の気持ちを忘れない」「できることは全力で」「ヒトを巻き込む」「環境の変化に柔軟に対応する」を大切にしてきました。不安に感じることや自信をなくすこともあるかと思いますが、全力で頑張れば必ず周囲の人が助けてくれます。皆さんも勇気を出して、さまざまなことにチャレンジしてください。