
あいおいニッセイ同和損保「UNPEL GALLERY(アンペルギャラリー)」では、同社が所蔵するコレクションを展示しています。
中でも、「同和火災コレクションー災害史資料」は、日本で発生した江戸~大正時代までの災害の経験を物語る、稀少な資料群と評されています。
同ギャラリーでは、防災・減災の意識向上につなげ、災害の歴史を後世に伝えたいという思いから、毎年9月の防災月間に開催するリアル展示に加え、一般財団法人NHK財団の8K超高精細映像技術と、「みんなで翻刻」(国立歴史民俗博物館/東京大学地震研究所/京都大学古地震研究会)プロジェクトが現代の活字に直した「翻刻文」のAI音声合成技術による読み合げを組み合わせ、2023年6月にデジタルミュージアムを開設しました。
同ギャラリーが伝える災害の記憶をもとに、NHK財団や特定非営利活動法人気象キャスターネットワーク、「みんなで翻刻」と連携し、児童たちに自然災害や防災への興味・関心を高めてもらおうと、東京都中央区立常盤小学校で防災出前授業を実施しました。
授業では、気象予報士による日本の自然災害の解説や、江戸時代の「かわら版」をバーチャル空間に展開した『災害の記憶デジタルミュージアム』を活用した災害の歴史についての授業が行われました。
さらに、あいおいニッセイ同和・東京中央支店の高橋さんから保険会社の役割についての授業や、同社が提供しているハザードマップを活用して、地域で災害が起こる危険性について知っておくことの重要性についての講義が行われ、子どもたちが災害にどう向き合い、何を備えるべきかを学ぶきっかけとなりました。
当日の様子は、NHK財団ホームページ『ステラ net』に掲載されています。
「災害の記憶をもういちど-大阪の災害史」展

今年も、UNPEL GALLERY では、9 月1 日(防災の日)にあわせ、あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料の展示を行います。
「災害の記憶をもういちど- 大阪の災害史」 展として、1995 年に起きた「阪神淡路大震災」から30 年目となるのを機に近世の大阪(当時は「大坂」)および関西で起きた災害に焦点をあててコレクションの一部をご紹介します。
皆さまと一緒に災害に対する心構えや備えについて考えるきっかけになれば幸いです。ぜひお越しください。
「災害の記憶をもういちど- 大阪の災害史」 展の詳細はこちら
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-6
あいおいニッセイ同和損保八重洲ビル1F
TEL:03-3548-7780
FAX:03-3548-7781
入場無料
開廊時間:11:00~19:00
休廊日:月曜日・年末年始