MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社(社長:江頭 敏明)は、10月12日・13日の2日間にわたって、東日本大震災で津波被害を受けた宮城県本吉郡南三陸町の水田で稲刈りボランティアを行います。
本活動は、水田の再生や、田植え・稲刈りに参加するとともに、収穫した米を購入し消費することで、復興支援に継続的かつ安定的に関わっていくことを目的としており、2011年7月に開始しました。震災後2回目の稲刈りとなる今回は、グループ社員とその家族51名が参加する予定です。
また、今年度から新たに地元の小学生を田植え・稲刈りに招き、一緒に作業を行っているほか、水田の生きもの調査も始めました。さらに今秋からは、本活動を題材とした環境に関する授業を南三陸町の小学校で行う予定です。MS&ADインシュアランス グループでは、今後も、グループ社員一丸となって、地域社会への貢献に努めていきます。
1.活動内容
(1)日 時 : 2013年10月12日、13日
(2)場 所 : 宮城県本吉郡南三陸町
(3)作業内容 :「ふゆみずたんぼ(※)」での稲刈り
(4)作業範囲 : 約5,500㎡
(5)提 携 先 : NPO法人田んぼ
※冬の期間に、水田に有機物を多く含む水を張る農法。春まで水を貯めておくことで、稲の切り株やワラなどの有機物が水中で分解され、微生物や藻が発生します。抑草施肥効果により、多様な生き物が集まる豊かな水田へと生まれ変わります。水が深く土が柔らかいため機械を使うことができず、人の手による作業が欠かせません。
2.「田んぼボランティア」について
<稲刈りに至るまでの活動>
活動日 |
2011年7月~9月 |
2013年6月8日、9日 |
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活動内容 |
![]() 田んぼの瓦礫撤去、草取り、畦道作り、水路の復元 |
![]() 地元の小学生が参加した今年の田植えの様子 住民の皆さんとの交流も深まっている。 |
3.グループ会社での被災地復興支援活動
グループ傘下の三井住友海上では、水田のボランティア活動を通じた、生産者と消費者をつなぐ取り組みとして、2012年3月から毎月11日を「福幸米(ふっこうまい)」の日と定め、全国5ヵ所の社員食堂で化学肥料・農薬5割減のササニシキ「福幸米」を使用したメニューを提供しています。
使用する米1袋につき200円が寄付となり、津波の被害にあった水田の整備に活かされます。また、今回収穫する米も「福幸米」として一般に販売される予定です。
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以 上