SDGsを中核とする「持続可能な開発のための2030アジェンダ」には、社会が発展する中で、未来にわたって誰もが豊かで満たされた生活を享受できる「誰一人取り残さない」社会をめざす、という命題が根底にあります。これは、MS&ADインシュアランス グループの経営理念にある「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます」にも通じ、めざす「レジリエントでサステナブルな社会」にも不可欠な要素です。
当社グループは、多様なセクターとのパートナーシップを通じて、保険・金融サービスを利用できる層の拡大や、保険を活用した貧困、格差や差別などの課題の解決にチャレンジしていきます。

海外での「誰一人取り残さない」を支える取組み

保険に加入できる地域・人を増やすための保険技術の移転取組や、保険商品・サービスではカバーできない分野への社会貢献活動を行っています。

<取組例>

フィリピン 零細企業家向け

小口ローンへの保険の提供

零細企業家向け小口ローンの提供を行うBPI Direct BanKoと連携し、ローンに付帯したマイクロインシュアランスの提供を2019年秋より開始。事故や災害といった不測の事態にも保険で零細企業家の経営を支援

マレーシア 先住民向け
住宅専用火災保険の提供

社会的企業EPIC Homesが取り組む、先住民の居住環境改善を目的とした支援スキームに関わる補償をパッケージ化。住宅に補償を備えることで、居住する先住民に安心を提供するとともに、支援スキームドナーの参画を後押し

 

プレスリリース(MSIG Malaysia)

インドでの保険普及と雇用創出

中小都市・町村部に保険証券の発券機を設置した小型の店舗を展開。保険へのアクセスが不便だった地域での保険の普及に貢献
また、農村地域の雇用創出に取り組んでいる団体へ保険証券発行事務の委託を行い、農業以外に雇用機会の少ない農村地域の女性の雇用創出にも貢献

 

Cholamandalam MS General Insurance オフィシャルWebサイト

世界の子どもにワクチンを贈る活動に寄付

商品ブランド「&LIFE(アンドライフ)」の保険商品の新規契約件数に応じた金額を、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」へワクチン等の購入費用を寄付

 

2019年度サステナビリティ取組結果について

国内での「誰一人取り残さない」を支える取組み

国内においても貧困、格差や差別などの課題を踏まえ、事業を通じた「誰一人取り残さない」を支える取組みを行っています。

<取組例>

わかりやすい情報の提供

パソコン、スマートフォンの活用に加え、高齢の方や障がいのある方に配慮した手続や、主要な商品パンフレットでは見やすく判別しやすい書体(ユニバーサルデザインフォント等)の採用、わかりやすい言葉や図表、イラストを活用した情報を提供。また手話、17ヵ国語での通訳サービス及び12ヵ国語での翻訳サービスを提供

社会貢献特約の新設

「資産を寄付することで社会のために役立てたい」といったお客さまの資産継承に関する多様な価値観に応え、指定公益団体※を保険金受取人に指定できる「社会貢献特約」を、三井住友銀行と共同で、業界に先駆けて開発(2019年9月)
※2020年7月末現在の指定公益団体は、以下の3団体
・日本赤十字社・日本ユニセフ協会・京都大学iPS細胞研究財団

 

社会貢献特約の取扱いを開始

社会貢献特約における指定公益団体を追加

認知症条例と連動した事故救済制度の構築
(認知症「神戸モデル」)

神戸市の認知症条例と連動した事故救済制度の運営を受託、我が国初となる①事故救済(保険)②制度普及(認知症検査の早期受診勧奨)③事故予防(警備会社によるGPS駆けつけサービス)の三位一体による認知症の総合補償スキームを構築(2020年3月末の認知症検査申込数は21,446名)

地域活性化に向けた『多文化共生社会』の実現へ貢献
~国籍や言語の違いを超えて支え合う社会造り支援~

多文化共生社会の実現に向けて、全国各地で外国人居住者を対象とした交通安全関連の講習会を開催。また、外国人コミュニティにおける防災リーダーの育成と共助体制の整備支援も実施

保険商品にベルマークを付与

損害保険会社唯一のベルマーク協賛企業(2020年8月現在)として、「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせること」をめざしたベルマーク運動に参加。すべてのタフシリーズ商品にベルマークを付帯

 

ベルマーク付き保険商品のご案内

「認知症サポーター」の養成

社員や代理店が認知症サポーター養成講座を受講し、認知症についての正しい知識や認知症の方やその家族をサポートするためのノウハウを学んだ。2019年度は、社員の認知症サポーター養成講座の受講推進をグループ共同で実施(2019年度末の社員受講者合計は約9,500名)
MSA生命では、全社員が認知症サポーター養成講座を受講することをめざすとともに、自治体と見守り活動の協定締結や登録を行い、地域の見守り活動に参画

社員のサステナビリティマインドの育成

社員一人ひとりが地域社会で社会貢献活動を行うこと、それは、社員の成長につながるだけでなく、社会にある課題を知り、持続可能な社会のために必要となる解決策を考えるきっかけにもなるものです。企業市民活動として行う社会貢献活動は、地域や社会へのアンテナを広げ、想像力を養い、活動を通して地域とのネットワークを築くことにもつながるものと考え、社員が国内外、各地域で地域の皆さまとともにさまざまな活動を行う機会を会社として提供しています。

<取組例>

全国各地で行う社会貢献活動

それぞれの地域のニーズに合わせた地球環境保全・社会貢献活動を、各グループ会社で積極的に実施

MS&ADゆにぞんスマイルクラブ

活動に賛同する社員が毎月給与から100円×任意口数を拠出して寄付や活動を行う、MS&ADグループ社員の社会貢献活動団体。NPO等への寄付や社員のボランティア活動を展開

 

MS&ADゆにぞんスマイルクラブ

MS&ADゆにぞんスマイルクラブの活動

役職員による募金活動

災害ボランティア活動

Jリーガーによるサッカー教室や復興支援販売会、復興マラソン大会への協賛など、東日本大震災への支援活動を継続。水害等が発生した際には会社や被災地域からのボランティア活動情報を得て、社員が自ら被災地での活動に参加