気候変動は世界共通の重要な課題です。世界各国は脱炭素社会の実現をめざしてパリ協定に合意し気候変動への対策を進めています。
MS&ADインシュアランスグループにおいても、社会や当社グループに大きな影響をおよぼす気候変動に対する取組みを進めています。
例えば、自然災害による被害からの社会の回復力や気候変動への適応力の向上を支える取組みとして、防災・減災に資する商品・サービスの提供を推進しています。また、保険の提供や投融資を通じ、気候変動によるリスクを低減するための新たな技術の研究開発・普及を支援し、脱炭素社会への移行に貢献しています。
気候関連財務情報開示タスクフォース(以下、「TCFD」)は、気候変動への対応を「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「指標と目標」の4つのフレームワークに沿って開示することを推奨しており、当社グループは、この考えに賛同し、気候関連の情報開示を進めています。