トップメッセージ

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持続的成長と企業価値向上を追い続ける世界トップ水準の保険・金融グループを創造します。

当社グループは、おかげさまで2016年度まで5期連続で最高益を更新し、グループ中期経営計画「Next Challenge 2017」の最終年度を迎えています。
2017年度も、2015年度に引き上げた経営数値目標の着実な達成に向けて更なる取り組みを進めております。

まず、国内損害保険事業においては、グループ中期経営計画の推進ドライバーの一つである「機能別再編」が概ね計画どおり推移しています。グループとしてのシナジーが生まれたことで効率化が進み、4年間で500億円を実現する目標だったコスト削減効果を600億円に上方修正しました。2017年度はさらなるシナジーを発揮するため、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保は、商品・事務の共通化、損害サービスシステムの開発・機能の共同化を進め、一層の成長と効率化の実現に取り組んでまいります。

次に、成長領域である国内生命保険事業、海外事業は、いずれも強みを活かした事業展開により、グループの柱として力強く育ってきています。
特に海外事業は、2016年2月に、英国ロイズ保険市場を中心にグローバルに保険事業を展開するMSアムリンをグループに迎え、アジア、欧州、米州のバランスが取れたポートフォリオを構築することができました。
また、2017年8月には、MSプライマリー生命と再保険取引関係のある豪州の金融サービス会社であるChallenger Limitedへの資本参加や、シンガポール最大の損害保険会社であるFirst Capital Insurance Limitedの買収基本合意をまとめるなど、海外事業でのさらなる成長に向けた取り組みも着実に進めております。

そして、推進ドライバーの中でも重要な柱の一つである、ERM(エンタープライズ・リスクマネジメント)経営の推進により、国内損害保険事業のRORを着実に改善することができました。「Next Challenge 2017」の最終年度となる今年度も、PDCAサイクルを着実に実践、ERMの社内浸透策の定着を図り、中長期的に目指すROE10%水準に向けた基盤整備をしっかり行っていきます。

また、グループ中期経営計画のステージ2を迎えた2016年度以降、将来的な事業環境の変化を展望した積極的な事業投資を展開し、持続的な成長を支える基盤整備に取り組んできています。
中でも、IoT、FinTech、AI等の先進ICTの利活用によるイノベーションを推進し、中長期的なMS&ADグループの成長を支える生産性の向上ならびに新たなビジネスモデルの構築を目指していきたいと考えております。

保険事業者が保険金を迅速かつ的確にお支払いすることは当然の責務でありますが、当社グループは、社会的課題から生じるさまざまなリスクをいち早く見つけ、事前にお知らせし、その発現を防ぐこと、あるいはリスクが発現した場合の影響をより小さくすることなどのノウハウをご提供することが、より重要と考えています。それらノウハウを政府や自治体、学術界と連携し社会に広め、グローバルベースで社会の「レジリエンス(復元力)」の強化に貢献していくことが、「活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」というグループのミッション(経営理念)の実現につながっていくと考えております。

当社グループの多様性を十分に発揮し、ステークホルダーの皆さまと十分かつバランスのとれたコミュニケーションを図りながら、「Next Challenge 2017」を完遂し、グループの目指す姿の実現に向けて取り組みを加速してまいりますので、今後とも、一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

取締役社長 グループCEO  柄澤 康喜

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