トップメッセージ

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前中期経営計画「Next Challenge2017(2014年度~2017年度)」では、「機能別再編」、「グループガバナンスの強化」、「ERM経営の推進」および「事業構造の変革」を柱に取り組みを進めてまいりました。残念ながら最終年度となる2017年度は、北米ハリケーン等の大規模自然災害の影響などにより、計画を大きく下回る結果となりましたが、柱となる取り組みでは、十分な成果が得られたと考えています。こうした成果をさらに拡大していくために、2018年度、新しいグループ中期経営計画「Vision 2021(2018年度~2021年度)」を策定しました。

新中期経営計画「Vision 2021」では、当社グループが2030年に目指す社会像である「レジリエントでサステナブルな社会」を掲げ、当社グループの強みを活かしながら、これからの価値創造に向けた取り組みと持続的な成長を支える枠組み、そして、達成すべき経営数値目標を明確にしています。グループ誕生以来、中期的に目指す姿としてきた「世界トップ水準の保険・金融グループ」の実現に向け、環境変化に迅速に対応できるレジリエントな態勢の構築を目指します。

まず、価値創造に向けた取り組みとしては、国連が提唱しているSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れ、従来のMS&ADのビジネスモデルを通じて、社会的課題を解決し、サステナブルな社会を実現するとしたMS&ADの価値創造をグループ社員一人ひとりが意識して実行してまいります。

次に、グループ経営の枠組みとしては、ERM(エンタープライズ・リスクマネジメント)経営を軸に、健全性確保を前提に、収益力と資本効率の向上を図っていきます。

また、成長を促す重要な戦略として、デジタライゼーションを推進してまいります。顧客体験価値の向上と業務生産性の向上を目的に、IoT、FinTech、AI等の先進デジタル技術の利活用を加速します。産学連携やスタートアップ企業との共創等のオープンイノベーションを積極的に展開し、ビジネス全体の変革につなげてまいります。

そして、最大の強みである「多様性」を活かしたグループ総合力を発揮し、環境変化に柔軟に対応しながら、生産性と品質の向上に努め、お客さまをはじめとするステークホルダーの期待に応えてまいります。国内最大のスケールを誇る国内損保事業では、市場拡大が期待できる新種保険の拡販や、火災保険などの取り組みにより、強固な収益基盤を保持します。一方、国内生保事業では、医療の進歩や社会構造の変化を的確に捉えた商品・サービスの拡充ときめ細やかな個客ニーズへの対応を目指します。また、成長ドライバーである海外事業は、グループ会社が持つノウハウや技術を融合させ、新たな保険の開発・提供に活かすことによって、グローバルベースでの更なるプレゼンス向上を図っていきます。

最後に、当社グループは、多様性を強みに、社員一人ひとりの活躍とグループ総合力の結集により、目指す姿を実現していきます。これからもステークホルダーの皆さまに受け入れられる存在として、社会との共通価値を創造すること(CSV: Creating Shared Value)を軸とした企業活動を推進してまいります。

今後とも、より一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

取締役社長 グループCEO  柄澤 康喜

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