生物多様性の保全

私たちの暮らしや経済活動は、生物多様性から提供される自然の恵み(生態系サービス)によって成り立っています。生物多様性に配慮したビジネスモデルは、企業を含む社会全体の持続可能性を支えます。MS&ADインシュアランス グループでは、環境方針(MS&ADインシュアランス グループ環境基本方針)の主要課題の一つ に「生物多様性の保全」を掲げ、取り組みを推進しています。

自然資本宣言への署名

MS&ADインシュアランス グループは、2016年7月に、自然資本宣言に署名しました。

自然資本宣言への署名

研究・啓発活動

生物多様性保全のために企業として行うべきことを研究し、生物多様性保全の重要性を広く社会に発信しています。

企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)

三井住友海上では、生物多様性の保全と生物資源の持続的な利用について、企業が集まり共同研究する「一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」の設立(2008年4月)以来、会長会社として活動をサポートしています。JBIBは、国内企業の環境に関する取り組みの参考となるよう、生物多様性に配慮した土地利用のためのガイドライン等を作成し、その研究成果を公表しています。JBIBの活動は、「生物多様性国家戦略2012-2020」の中でも取り上げられ、国が今後連携・協力を進める団体の一つとして、高く評価されています。2016年2月にバンコクで開催されたアセアン生物多様性会議ではサイドイベントを実施し、日本企業の生物多様性に関する取り組みを世界に発信しました。

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アセアン生物多様性会議

アセアン生物多様性会議

JBIBサイドイベントの様子

JBIBサイドイベントの様子



JBIBロゴ

JBIBロゴ


三井住友海上では2007年より、企業が生物多様性の保全の取り組みを行うための啓発活動として、企業の担当者向けに生物多様性シンポジウム「企業が語るいきものがたり」を開催しています。2016年2月に、環境省、経団連自然保護協議会の後援およびJBIB、インターリスク総研の特別協力を受け、第9回シンポジウムを開催しました。
愛知目標のターゲットイヤーであり、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けた生物多様性保全の取り組みと、それ以降のレガシー(遺産)を見据え、国土強靭化並びに企業と行政の連携という観点にも焦点を当て、講演を行いました。また、「自然と共生する街づくりと企業との連携」「交通インフラの活用による生物多様性保全」「ISO14001改訂と企業の生物多様性取り組み」の企業の関心が高い3つのテーマで分科会を実施し、有識者や先進取組企業の担当者からの事例発表を交えた意見交換を行い、200名の参加者から高い評価を受けました。

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生物多様性保全活動

2010年のMS&ADインシュアランス グループ発足を機に、グループの象徴的な環境取組として「湿地」に焦点を当てた生物多様性保全活動を立ち上げ、全国各地で社員によるボランティア活動を行っています。また、生物多様性豊かなインドネシアの熱帯林の再生や、自社ビル周辺緑地での生物多様性への配慮など、さまざまな生物多様性保全活動に取り組んでいます。

「MS&ADラムサールサポーターズ」

MS&ADインシュアランス グループでは、ラムサール条約に登録されている湿地を中心とした水辺の環境保全活動「MS&ADラムサールサポーターズ~いのち・つなげる・水辺から~」を推進しています。2010年度から始まった取り組みは、現在全国10ヵ所の湿地で約1,700名のグループ社員と家族が参加する活動に広がり、また部支店単位でも活発に活動しています。2015年度は、条約で謳う「賢明な利用」を体現する取り組みとして、生きものにやさしい「ふゆみずたんぼ」での稲作を栃木県小山市で始めました。お米をつくる面白さと生きものにふれ合う楽しさを体験する活動に64名の社員とその家族が参加しました。また、啓発活動として環境出張授業を全国で12回開催し、350名の小学生らが参加しました。

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「ふゆみずたんぼ」の田植えの様子

「ふゆみずたんぼ」の田植えの様子

国連生物多様性の10年日本委員会ロゴマーク

国連生物多様性の10年日本委員会ロゴマーク


三井住友海上では、インドネシア・ジャワ島のジョグジャカルタ特別州において熱帯林再生プロジェクトを推進しています。2005年よりインドネシア林業省と連携し、1990年代後半の経済危機時に地元住民の不法伐採により劣化した野生動物保護林の修復と再生のため、約30万本の植樹を行いました。さらに地元住民の経済的自立を目的とした農業技術指導や小学校教師への環境教育を行い、森林の再生と持続可能な地域社会の形成に向けて取り組んでいます。2014年度と2015年度に開催した社員向けツアーでは、再生した森林の視察や当社現地法人が継続的に支援している地元の小学校との交流を行いました。2014年度にはインドネシアの国会議員等の視察を受け、他地域の森林修復の見本になると高い評価を得ています。また、2015年5月にはジョグジャカルタ特別州知事(スルタン:イスラム王朝の君主)の訪問を受けました。

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農業技術指導の様子

農業技術指導の様子

教育プログラムの様子

教育プログラムの様子


海岸のクリーンアップ活動(オーストラリア)

多くの世界遺産を保有するオーストラリアの海岸を清掃する取り組みを三井住友海上のオーストラリア支店で行っています。地域の環境保護活動に積極的に取り組み、地球環境保護に貢献していきます。

生物多様性に配慮した駿河台緑地

SEGES Superlative Stage 認定ラベル

SEGES
Superlative Stage
認定ラベル


ABINCのロゴマーク

ABINCのロゴマーク

三井住友海上の駿河台ビル緑地は、2011年、公益財団法人都市緑化機構が運営する「社会・環境貢献緑地評価システム(SEGES)」で最高ランクとなる「Superlative Stage」に都心のビル緑地として初めて認定され、2016年も維持認証を受けました。2005年にExcellent Stage 3に新規認定されて以降、社外専門家を交えたプロジェクトチームとともに「緑地マネジメントシステム」を構築したことが評価されています。
2012年2月に竣工した新館の緑地は、緑化庇やレインガーデンなど、さまざまな緑化に取り組んでいます。また樹種の選定においても、在来種を中心に鳥や蝶などが好む樹種を選ぶなど、生物多様性に配慮してきた結果、過去に観察されなかったヤマガラやアオジなどの野鳥が見られるようになりました。
2013年秋に改修後再オープンした駿河台ビル屋上庭園では、落葉広葉樹の自生種のゾーンの設置等によって、鳥類や昆虫類など多様な種を呼び込むことを目指しています。駿河台ビルと駿河台新館が一体となり、緑の拠点として皇居と上野公園をつなぎ、野鳥等の生息域を広げる「エコロジカル・ネットワーク」の形成を目指します。

これらの生物多様性に配慮した活動が評価され、2014年2月には三井住友海上駿河台ビル並びに駿河台新館において、「一般社団法人いきもの共生事業推進協議会」が運営する「いきもの共生事業所®認証(都市・SC版)」を取得しました。
また、2014年度から2ヵ年、在来種や生物多様性に配慮した緑化に取り組む東京都環境局の「江戸のみどり復活事業(官民連携)」に先駆的な在来種植栽を行っている企業として参画し、植栽管理上の課題解決策の検証や在来種植栽の本格的普及に都と連携して取り組みました。

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ラムサールサポーターズ~いのち・つなげる・水辺から~

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