東日本大震災への対応

グループを挙げてお客さま対応に取り組んでいます

対応体制 お客さまからのご相談にお答えする 一日も早く保険金をお支払いするために 確実に保険金をお支払いするために
保険金等のお支払い状況(2011年7月末時点) 保険契約手続・保険金お支払い等に関する特別措置 被災代理店の支援

震災発生直後より相談窓口を設置し、お客さま対応要員を大幅に増員して万全の事故受付・保険金支払体制を整備するなど、グループを挙げてお客さまへの対応に取り組んでまいりました。
「被害に遭われたお客さまのために、一日も早く保険金をお支払いする」という保険会社としての使命を果たし、被災地域の少しでも早い復興に寄与できるように、各種取組みを進めました。

対応体制

危機対策本部

危機対策本部

地震発生当日、グループ各社に危機対策本部を立ち上げ、事故受付・保険金支払いをはじめとしたお客さま対応と、社員・代理店の安否、事務所建物等の被害状況の確認に着手しました。


お客さま対応体制

三井住友海上社とあいおいニッセイ同和損保社では、地震保険に関するお客さまへの初期連絡から保険金支払までのすべての業務を行う対策室を立ち上げるとともに、東日本の各地に20拠点以上の立会調査拠点を設置、総勢約2,000名体制でお客さまへの対応にあたりました(拠点数と要員数はピーク時)。
きらめき生命社、あいおい生命社、MSプライマリー生命社では、本社にて保険金等の請求申し出を受け付け、保険金サービス部が集中的にお支払いする体制としました。

被災地域における体制

三井住友海上社とあいおいニッセイ同和損保社では、被災地域における14拠点が、地震・津波による建物の損壊や、原子力発電所事故により、使用不能となりましたが、代替拠点に移り、お客さま対応を継続しました。

お客さまからのご相談にお答えする

三井住友海上社とあいおいニッセイ同和損保社ではコンタクトセンターにも応援社員を派遣し、お客さまからのさまざまなご相談を丁寧にお受けしています。
今回の震災に対応するために日本損害保険協会、生命保険協会それぞれが開設した契約照会センターの運営をサポートしました。
お客さまに広く相談窓口を知っていただくため、損害保険、生命保険業界ともに、連絡先のポスターを作成し避難所等に掲示、新聞広告やラジオCMにて告知を行いました。

一日も早く保険金をお支払いするために

損害保険、生命保険それぞれの業界が一体となって、一日も早く保険金をお支払いするよう取り組んだ結果、ご請求いただいたお客さまへの保険金のお支払いは、ほぼ完了しました。

地震保険

● 航空写真・衛星写真を用いた共同調査を実施し「全損地域」の認定を進めました。
● お客さまの自己申告に基づく書面による調査を導入し、効率的な損害調査を行いました。
● 保険金の請求手続きを簡素化しました。

生命保険

● 保険金・給付金等の請求に必要な書類の一部を省略可能にしました。

※業界を挙げた取組みの詳細は以下ホームページをご覧ください。

確実に保険金をお支払いするために

ご契約者の皆さまに保険金を漏れなくお支払いするために、以下の対応を行っています。

地震保険

三井住友海上社とあいおいニッセイ同和損保社では、地震保険をご契約いただいている被災地域のお客さまで、事故の連絡をいただいていない方には、書面や電話などで請求に関する案内を行っています。

生命保険

きらめき生命社、あいおい生命社、 MSプライマリー生命社では、被災地域において代理店、社員によるお客さまの安否確認を行うとともに、東北3県在住のお客さまに電話や書面で安否確認を行っています。

保険金等のお支払い状況(2011年7月末時点)

地震保険の受付件数、支払金額等は以下のとおりです。

  受付件数
(注1)
調査完了件数
(注2)
支払件数 支払保険金(千円)
三井住友海上社 92,660 90,685 80,050 141,334,865
あいおいニッセイ
同和損保社
89,248 86,308 76,714 153,051,743

注1「受付件数」には、事故に関する調査のご依頼のほか、地震保険の補償内容・お客さまのご契約内容に関するご相談・お問い合わせなども含まれています。
注2「調査完了件数」には、調査が完了して、実際に保険金をお支払いした件数のほか、保険金のお支払い対象とならなかった事案やご相談・お問い合わせなどを受け付けた段階で解決した事案などの件数も含まれています。

生命保険の保険金等のお支払い状況は以下のとおりです。

  支払件数
(注)
支払保険金(千円)
(注)
きらめき生命社 75 680,729
あいおい生命社 51 353,410
MSプライマリー生命社 13 79,000

注 死亡保険金のほか、入院給付金等も含みます。

保険契約手続き・保険金お支払い等に関する特別措置

今回の震災により被災されたご契約者の皆さまに対し、契約手続き、保険金お支払いなどの特別措置を実施しています。

損害保険

● 継続契約の手続猶予(2011年9月末まで)
● 保険料の払込猶予(2011 年9 月末まで)
● 住宅や自動車が失われた場合の火災保険や自動車保険の解約時の取扱い

生命保険

● 保険料の払込猶予(2011年12月末まで)
● 災害関係保険金・給付金の全額お支払い
● 入院に相当する治療を病院以外で受けた場合の入院給付金の取扱い

※特別措置の詳細は、グループ各社のホームページをご覧下さい。

被災代理店の支援

今回の震災において、被災した代理店が一日も早く生活を立て直し、通常の代理店業務を再開できるよう見舞金の支給や低利の融資制度を実施するなどの支援を行いました。
また、コンタクトセンターが電話で完結できる契約手続きの範囲を拡大して、代理店の業務を軽減する等の支援を行いました。
事務所が被災した代理店に対しては、三井住友海上社とあいおいニッセイ同和損保社のビルの一部を開放して執務スペースとパソコンを用意するなど、震災の直後からお客さまの相談受付や早期保険金のお支払いに向けた対応の支援も行いました。

三井住友海上社 東北損害サポート部 仙台火災新種保険金お支払センター 主任 中島 愛

三井住友海上社 仙台火災新種保険金お支払センター 主任 中島 愛

パソコンや電話などの事務所インフラや公共交通機関が使えない環境で、すぐに来て欲しいとのお客さまの声に応えることができず、もどかしい思いをしました。自分に何ができるか不安でしたが、お客さまからの励ましのお言葉や、全国からの支援に支えられ、一日でも早く保険金をお支払いすることと、お客さま基点での誠意ある対応を心がけました。
大変な状況下で頂いたお客さまからの「ありがとう」という感謝の言葉を大切にし、これからもお客さまからの信頼にお応えできる対応を行っていきたいと思います。


あいおいニッセイ同和損保社 東京企業営業第二部 営業第一課 米田 仁哉

あいおいニッセイ同和損保社 東京企業営業第二部 営業第一課 米田 仁哉

被害調査の際に、「この割れてしまった漆器は、結婚の時に、亡くなった母から嫁入り道具として渡されたものなんです」と、お客さまが涙されました。お金で買い換えることのできるモノがある半面、思い出深い品は決して元には戻りません。しかし、保険金を一日も早くお支払いすることにより、お客さまの今までの生活を取り戻す力に、少しでもなれたと実感することができました。その自負は、保険会社に勤める者として今後も持ち続けたいと思います。


CSR