社員が健康であることは、社員自身のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上のみならず、MS&ADインシュアランス グループの経営理念の実現にとって欠かせない要素です。MS&ADインシュアランス グループでは、健康経営の視点を重視し、社員一人ひとりの心身の健康を保持増進するため、健康や安全に配慮した職場環境づくりに取り組んでいます。

有給休暇の取得

三井住友海上では、休暇を取得してオフ時間を確保することは、社員の心身の健康確保や能力開発を促し、ひいては業務効率アップ・生産性向上につながると考えています。特に、特別休暇は、年度初めに取得計画を立て、職場のメンバー全員が計画的にバランス良く取得できるように工夫しています。主な休暇は、定例休暇(前年の繰越あり)、特別休暇(夏期休暇・フレッシュアップ休暇・アニバーサリー休暇など)です。夏期休暇は、7~8月中に連続5日間取得することができます。

 

あいおいニッセイ同和損保では、休暇の取得は心身のリフレッシュにとどまらず、生産性のさらなる向上並びにお互いに助け合う企業風土の醸成にもつながると考えています。原則として年間13日の年次有給休暇取得を必須とする「計画的付与制度」では、上期・下期毎に事前に計画を立て、定期的に取得実績を確認することで、全社員の取得促進につなげています。また、時間単位の年休制度、半日休暇制度やMyプレミアムフライデー制度を導入し、ワークライフバランスの推進を行っています。

2016年度 有給休暇取得日数(※)

(※)対象範囲:各社の社員

社員の健康管理

「健康経営優良法人(ホワイト500)」への認定

経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度において、当社およびグループ会社である三井住友海上社とあいおいニッセイ同和損保社が「健康経営優良法人・大規模法人部門(ホワイト500)」に認定されました。 本制度は、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰するもので、健康経営に取り組む法人を「見える化」し、ステークホルダーから社会的な評価を受けられる環境を整備することを目的としています。 MS&ADインシュアランス グループは、今後もすべての社員がいきいきと働くことのできる環境整備を進めていきます。

健康診断の実施

MS&ADインシュアランス グループでは、グループ統一の健康診断制度および運営として、MS&ADホールディングスによる健康診断の手配および結果判定を行っています。これにより、グループ社員がどこに勤務していても均質な健康診断・結果判定を受けることができます。

健康診断の制度

 

健康診断結果により事後措置が必要な社員には、担当する各社の健康管理部門にて産業医や産業看護職による保健指導や受診勧奨等のフォローアップを実施しています。また、パソコン操作時間が一定時間を越えた社員に対しては、産業医による面接指導を実施しています。

社員の健康維持のために

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保では、陸上競技場やテニスコートなどをグループ社員に開放しているほか、外部の運動施設と提携して、心身の健康増進を図っています。三井住友海上では、スマ保「ココカラダイアリー」などを活用し、年間を通じて、健康情報の発信等、健康的な生活習慣の定着取組を支援していきます。

社員のメンタルヘルス

MS&ADインシュアランス グループでは、メンタルヘルスケアを支援する活動として、健康管理センターや社員相談室(または担当)を設置し、社員のメンタルヘルスケアを行っています。
各健康管理センターには専属産業医や嘱託産業医、並びに産業看護職等を配置して、症状初期の相談から職場復帰後までの全般をフォローしています。社員相談室では社員からのさまざまな相談に加え、職場復帰支援にも重点をおいて健康管理センターと連携してフォローを行っています。また、今年度よりストレスチェックをグループ内統一の方法にて実施することで、メンタル不調の未然防止の仕組みを強化するとともに、集団分析の結果を、より良い職場環境づくりに活用していきます。

 

メンタルヘルスケアを支援する活動
三井住友海上では、メンタルヘルスケアを支援する活動として、健康管理センターと社員相談室の連携により、予防活動から復帰支援までを行っています。

 

■予防活動:研修・eラーニング・ストレスチェック・職場巡回健康相談など
■疾病者への支援:療養中の相談等
■復帰支援:回復期の復帰準備等

 

あいおいニッセイ同和損保では、メンタルヘルスに関する課題を、全社員対象としたeラーニングに取り入れ、実施しています。また、新入社員や管理職等を対象とした各階層別研修にて、人事部によるメンタルヘルスに関する研修実施や、全社員向けガイドブックの作成により予防のためのセルフケア等について情報提供をしています。社内には人事EAPセンター(※)、健康管理センター(各地域健康管理室)を、社外には委託相談機関の相談窓口を設置し、社員がメンタルヘルスに関して気軽に相談できる体制を構築し、療養中の相談や復職支援・復職後支援を含めたさまざまな相談に対応しています。

 

(※)メンタルヘルス・健康問題・仕事上の悩み・ノーマライゼーションなどの総合相談窓口
  (Employee Assistance Program)

社員の安全(安全運転・労災件数)

保険事業において、業務上起こりやすい労働災害が、社有車の運転中の交通事故です。
社有車を使用するグループ保険会社では、事故発生状況を管理し、社有車の安全運転管理規則に則り、安全運転のためのさまざまな取り組みを行っています。三井住友海上では、2014年度から、タブレット端末を配布し、スマ保『運転力』診断アプリを利用し、安全運転の意識向上に努めています。

2016年度 労災申請件数 (単位:件)

職場環境整備

照明、換気、温度湿度、騒音や人間工学に配慮した快適な職場環境は、社員の業務効率アップと心身の健康の確保につながります。
グループ国内会社では、労働安全衛生法に基づく衛生委員会を設置し、月1回健康障害の防止や健康の保持増進に関する事項を調査・審議します。また労働災害発生防止の観点から、職場巡視・リスクアセスメントを実施し、必要な職場環境整備を行っています。 

社員とのコミュニケーション

社員満足度

MS&ADインシュアランス グループでは、毎年グループ内の全社員を対象に社員の意識調査を実施しています。
「グループの経営理念(ミッション)・経営ビジョン・行動指針(バリュー)の浸透」や「グループとしての一体感」、「いきいきと働ける環境」といった観点で設問を設定し、グループ社員の意識について定点観測しています。
グループの経営理念(ミッション)・経営ビジョン・行動指針(バリュー)の浸透とともに、グループの一体感が醸成されているか、社員の働きがいや成長の実感につながっているか、などを確認しています。

 

■サステナビリティ取組のKPI「社員満足度」

社員の声を業務の改善に活かす

グループ各社では、社員の声を品質向上に活かすため、社員が改善提案などを投稿できる掲示板を社内システム上に設置し、本社各部が検討し、検討結果をフィードバックする仕組みを運営しています。

役員とのコミュニケーション

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、三井ダイレクト損保、三井住友海上あいおい生命、三井住友海上プライマリー生命は、社員と経営トップ層との意見交換の場を定期的に設ける等、社員の声を経営に活かす取り組みを継続しています。