MS&ADインシュアランス グループは、社員一人ひとりがプロフェッショナリズムを高め、現状に満足せずに革新を追求し、組織としての総合力を最大化できるよう人財※育成に取り組んでいます。

 

(※)MS&ADインシュアランス グループでは、一人ひとりを大切にするという想いをこめて、「人材」ではなく「人財」と表記しています。

目指す社員像

MS&ADインシュアランス グループの目指す社員像を「自ら学び自ら考え、チャレンジし、成長し続ける社員」と定め、グループ国内保険会社では、社員が誇りと働きがいを持って、プロフェッショナルとして働くために、「研修」「OJT※」「自己研鑽」などの施策を通じた教育・支援を行っています。

 

 (※)On the Job Training(職場内教育)

 

教育・研修

グループ国内保険会社では、各種研修や社外通信講座等の自己啓発の機会を提供し、社員一人ひとりの主体的な学びと成長を支援しています。なお、グループ一体の取り組みとして2014年度から『MS&ADオープンカレッジ※1』)や、『MS&ADオンラインビジネススクール※2』等の学習機会をグループ全社員に対して提供しています。
また、新入社員に対しては、スムーズに職場に溶け込み、職場経験を活かしながら、必要な知識やスキルを習得するための「OJT体制」を整えています。2018年度は、グループ国内保険会社をはじめとする計9社の新入社員合同の1日集合研修を行い、『5年後のMS&ADグループのありたい姿を考え、表現し、最初の一歩を明確にする』などグループ社員としての一体感の醸成に向けた取り組みを行いました。

 

(※1)課題解決力等のビジネススキルを習得する集合研修
(※2)モバイルデバイスを使ってMBA知識等を学ぶ学習ツール

グループ8社での新入社員合同集合研修
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グループ8社での新入社員合同集合研修

チャレンジを支援

トレーニー制度

グループ国内保険会社では、社員が経験したことのない業務や、興味のある職場を短期間体験する「トレーニー制度」を実施しています。本制度により社員は、他部門やほかの会社の業務を体験することで、グループ一体感のさらなる醸成、コミュニケーション強化につなげています。

2017年度トレーニー制度 参加者数

(※)本社部門等での実習者数

社内公募制度

チャレンジ意欲が強く、現在の職場において一定の成果を出している社員のキャリアアップをサポートするため、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上あいおい生命では社内公募制度を導入しています。
中でも、「ポストチャレンジ制度」は、自らのキャリア形成を考える社員がその内容や希望を会社に伝え、その実現に向けチャレンジすることができる公募制度であり、本制度を通じて、社員の自律的キャリア形成を実現しています。

目標にチャレンジ

グループ国内保険会社では、社員一人ひとりが新たな業務領域にチャレンジし、働きがいや成長を実現するための仕組みとして目標管理制度を導入しています。
本人と上司が年数回の面接対話を実施し、社員自身や所属組織の目標・課題・成果を共有することで、人事考課に対する社員の納得性・公平性を高めるとともに、社員の育成につなげています。
また、上司との日常のコミュニケーションのほか、面接対話を通じて、社員が新たな領域や高い役割を担うことを目指し、社員がモチベーションを高く持ち、働きがいを感じることができるよう支援しています。

役割変革の取り組み

三井住友海上では、社員一人ひとりが一段上の業務を遂行し、さらに生産性を高め、競争力を強化することで持続的成長を実現していくために、「働き方改革」に取り組んでいます。時間を意識した生産性の高い働き方への意識・行動の変革をさらに進め、「多様な社員全員の成長し、活躍する会社」の実現を目指しています。

あいおいニッセイ同和損保では、部門横断で風土革新プロジェクトを立ち上げ、その取り組みの柱に「働き方改革」を掲げています。働く場所や時間の多様化による時間生産性の向上、ワーク・ライフ・バランスの推進や業務効率化に向けた職場環境の改善を進め、明るく元気な社員がお客さまを全力でサポートする会社の実現を目指しています。

管理職向け研修

グループ国内保険会社では、管理職を対象とした研修を実施し、人財育成全体を支える「マネジメント力」「職場のコミュニケーション力」の強化に取り組んでいます。

三井住友海上では、集合研修に加えて、チームワーク強化の観点から管理職が習得するべき事項をテーマに、「部支店マネジメント研修」を部支店ごとに実施しています。

また、あいおいニッセイ同和損保では、経営感覚・グローバル感覚を備えた次世代経営者を計画的に育成することを目的に、web講座による知識習得および習得知識を前提とした集合研修での討議討論(AD経営スクール)を実施しています。

女性社員向け研修メニューを新設・拡充

三井住友海上では、従来の中堅社員向け研修「MS女性リーダースクール」「MS女性マインドアップスクール」に加え、さらに高いレベルでリーダーシップを発揮し組織マネジメントを担う人財の育成を目的として、2017年度に「MS女性アカデミー」を新設しました。これにより、「女性活躍推進」の取り組みをさらに加速しています。
あいおいニッセイ同和損保では、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいます。2011年からは女性経営幹部輩出に向けて、女性管理職への更なる機会の提供と経営に対する意識の向上と支援を目的に「メンター制度」を導入しています。また、女性管理職輩出に向けては2014年度より「女性マネジメントセミナー」を導入、2015年度からはテーマ研究を取り入れ、役員に向けて成果発表を行うなど、カリキュラムを拡充しました。また、各種異業種交流会(営業社員セミナー等)にも参加し、多様な経験を積む機会を設けています。

「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言※に賛同

MS&ADインシュアランス グループは、2016年10月に内閣府男女共同参画局が支援する「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」の行動宣言に賛同しました。トップ自らが社外へアピールすることでさらに女性の活躍推進に取り組んでいきます。

 

(※)「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言について
2014年3月、首相官邸で「輝く女性応援会議」を開催。各地域・分野で、輝く女性・輝こうとする女性たちを応援していこうというムーブメントがスタートしました。
2014年6月には、これまで女性の活躍に積極的に取り組んでこられた男性リーダーが集まり、具体的な活動指針を定めた「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言が策定されました。行動宣言は、「自ら行動し、発信する」「現状を打破する」「ネットワーキングを進める」の3項目からなり、男性リーダーが女性の意欲を高め、その持てる能力を最大限発揮できるよう、具体的に取り組んでいくことを宣言しています。

グローバル人財の育成

三井住友海上では、豊かな国際感覚と専門性を備えた各分野のスペシャリストを育成するため、海外現地法人等で原則1年間海外における業務、ビジネススキル、語学などを学ぶ研修制度「MSビジネスユニバーシティ」を実施し、2016年度は37名を派遣しています。また、グローバル人財の裾野拡大として、グローバル人財に求められるマインドやスキルを理解するための「グローバル人財入門講座」を実施しています。
あいおいニッセイ同和損保では、国内外を問わずさまざまな分野においてグローバルな事業展開を支えることができる人財の育成を目的として、海外現地法人で1年間業務を体験する「海外現法派遣制度」や、一橋大学大学院への「MBA派遣制度(HMBA・ICSMBA)」、海外業務経験者との交流を通じて地域型社員も含めた海外業務への意識向上を図る全国各地での「海外キャリアチャレンジ研修」を実施しています。2017年度は、5名が海外現法派遣制度を、4名がMBA派遣制度(HMBA)を利用しています。

グローバルトレーニー制度・海外短期研修

海外雇用社員の日本でのプログラムの様子
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海外雇用社員の日本でのプログラムの様子

三井住友海上では、国内社員が海外拠点の業務を体験したり、海外拠点の現地雇用社員が本社の業務を体験したりする「グローバルトレーニー制度」を実施しています。グローバル人財の拡大や本社部門の国際化、または国内外の相互交流・相互理解につながっています。

2017年度は、国内社員55名、海外拠点の現地雇用社員51名がグローバルトレーニー制度を利用しています。

あいおいニッセイ同和損保では、2017年度より、海外拠点(海外現法)や親密取引先等での1週間の短期研修である「海外短期研修」を実施しています。実務視察やレクチャーを通じ、海外での業務を体験することで、自身の語学力強化への気付き、および早い時期からのキャリアビジョンを描く機会の一助とし、グローバル人財への動機付けにつなげます。2017年度は、12名が海外短期研修を利用しています。

グローバルトレーニー制度・海外短期研修 参加者数

海外拠点からの本社出向制度

三井住友海上では、本社の国際業務部および東アジア・インド本部を中心とした各部署で海外拠点の現地雇用社員を出向という形態で受け入れています。この制度を利用し、2017年度までに78名の海外拠点社員が日本での業務を行っています。
所属部署では出向者の活躍により業務品質・効率が向上し、また出向者が活躍できる環境を整備する過程においてグローバル化が進展しました。
出向者本人にとっては、本社の機能や考え方、MS&ADインシュアランス グループの経営理念(ミッション)・経営ビジョン・行動指針(バリュー)を実務を通して理解する貴重な機会となっています。また普段海外と接点の少ないほかの部署ともセミナーの開催等を通じて積極的に交流を行っており、相互理解に貢献しています。

本社への出向制度参加者数

グローバルコンプライアンス担当者会議

世界各地からの参加者
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世界各地からの参加者

MS&ADインシュアランス グループでは、海外の各拠点にコンプライアンス推進を担うコンプライアンス・コントローラーを任命しています。また、国内外を含めグループ全体の推進を確実に図るため、海外のすべてのコンプライアンス・コントローラーが参加する集合研修を日本の本社で実施しています。

2017年度は22の国・地域から約60名が参加し、昨今のコンプライアンス部門が対応すべき領域の広がりを踏まえ、「Challenge to Emerging Compliance Risks」をテーマとし、「贈収賄防止」、「マネーローンダリング防止」、「競争法」、「個人情報保護規制」、「人権」への対応などについて学びました。

また、効果的・効率的なモニタリングを実践するためのグループ討議を行い、リスク評価をベースとしたコンプライアンス取組推進の考え方を提供する機会としました。