震災復興支援ボランティア活動
MS&ADインシュアランス グループでは、東日本大震災被災地の復興支援の一環として、グループの社員によるボランティア活動を開始しました。
本活動は、グループ各社の協力のもと、NPO法人 田んぼ等と連携し、震災により被害を受けた水田を再生するものです。また、ボランティア休暇制度の整備などを盛り込んだ「復興支援プログラム」を作成し、社員のボランティア活動を強力に支援しています。
MS&ADグループでは、今後、被災地で生産される米を社員食堂で使用することや、被災地物産展(企業マルシェ)で販売することも検討しており、被災地の復興を継続的に支援すべく、グループをあげて取り組んでいきます。
1.復興支援ボランティア活動の概要
社員がボランティアとして被災地へ行き、東日本大震災により機能を失った水田を、多様な生き物が生息する豊かな水田へ再生する活動を行います。
活動地域 |
宮城県本吉郡南三陸町 |
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活動期間 |
2011年7月30日~ 活動期間・内容は、復興のスピードと現地のニーズ等を考慮のうえ今後決定します。 |
活動人数 |
毎週10名程度 |
活動内容 |
水田の瓦礫撤去・清掃、被覆土の除去、畦道作り、水路の復元などを行います。
また、復元後には、「ふゆみずたんぼ(※)」農法を用いて水田を再生します。
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提携先 |
NPO法人 田んぼ 水田の生き物を活かした環境共生農業の普及を目指して、宮城県を中心に、水田の調査・再生活動等を行う団体です。 |
活動開始前の水田

雑草が生え、細かなゴミが水田の表面、土中に埋まっている。水路も草に覆われ、土砂・ゴミで埋まっている。
2.復興支援ボランティア活動の状況
<第9回目> 2011年9月24日(土)~2011年9月28日(水)
いよいよ最終回、9週間にわたってグループで取り組んできた田んぼの復興作業も、「総仕上げ」の時となりました。お彼岸とともに暑かった夏も過ぎ、ボランティア日和の晴天が続く中、メンバーは土中の小石やビニール等の除去を中心とした地道な作業に精を出しました。
最終日の活動を終えると、メンバーの顔にも達成感が。後は、冬に向けての水張り、そして来年春の「田植え」を待つばかりです。

土中から小石やビニール等の人工物を掘り出します。時には変色してしまった写真等も…

直前の台風15号の影響で土砂に埋まった水路を復元。再び水が流れるようになりました。
最終日の活動を終えると、みんなホッとして、自然と笑顔が溢れました。

<第8回目> 2011年9月17日(土)~2011年9月21日(水)
初日は最高気温33度の夏日、台風の影響もあり2日目以降は気温が20度を下回るという、寒暖の差が激しい環境下での作業となりました。
第7回目の作業工程を受け、引き続き、田んぼのゴミや小石除去作業に辛抱強く取り組みました。

小石と土の塊の区別が難しく、神経を使う作業となりました

除去した石ころとともに。達成感を味わうことのできたひと時です。
作業後に収穫の近い「ふゆみず田んぼ」を見学しました。我々が作業した田んぼが収穫の日を迎えるのが楽しみです。

<第7回目> 2011年9月10日(土)~2011年9月14日(水)
夏の日差しが残る中、未だ手付かずの田んぼの雑草取り、ゴミ撤去等の作業を行いました。
土の中には、生活用品をはじめ、いろいろな物が埋まっており、会社印が出てきたときには、会社はどうしただろう、社員の方は…と、胸が締め付けられる思いがしました。(後日、会社印は所有する会社にお返しすることができました。)
道路側の田んぼには、まるで砂利道だったかのように大小の石がごろごろ埋まっており、津波の凄さを 目の当たりにしました。

ゴミの撤去は草刈り・雑草取りから始まります

大きい石をふるいにかけます
3日間の雑草取り、石やゴミの撤去作業を進めたことで、きれいな田んぼに復元することができました。
来年、この田んぼに金色の稲が育つことをメンバー全員で祈りました。
<作業後の田んぼ>

<第6回目> 2011年9月3日(土)~2011年9月7日(水)
台風による雨の影響で、田んぼに多くの水溜りができ、かなりぬかるんだ状態での作業となりましたが、新たな田んぼの草取り、ゴミ撤去等のほか、畦の修復作業も行いました。

瓦礫・ゴミの撤去のほか、これまでの班が水を張るところまで行った田んぼに、どこまで生き物が戻ってきているかを確認するため、「生き物調査」もやりました。15分間網ですくったものをバットに移して、何が取れたか目を凝らして確認。まだ10数種類と種類は少なかったものの、ガムシなどの昆虫も戻ってきていました。着実にもとの田んぼに復元されてきています。確認後はもちろん、田んぼに戻してあげました。

<第5回目> 2011年8月27日(土)~2011年8月31日(水)
8月末にもかかわらず残暑厳しいなか、未だ手付かずの田んぼ2面(約4反)の雑草取り、ゴミ撤去等の作業を行いました。最終日には第3回で水を張った田んぼの「代掻き」を行い、少しずつ田んぼの復元を進めました。

5ヶ月以上経た今でも様々な漂流物が出てきました。
代掻きとは、掘り起こした田んぼに水を張り、丁寧に掻き混ぜて、土の表面を平らにする作業です。目的や効果は以下のとおりです。
・田んぼの水漏れを防ぐ。
・土の表面を均して田植えを容易にする。
・雑草や害虫等の除去を助ける。
(参考)「代掻き」

<第4回目> 2011年8月20日(土)~2011年8月24日(水)
前回完成した田んぼの隣の新たな田んぼ2面の復元作業に着手しました。連日雨でしたが、気温が低く、土が程よくぬかるみ作業は捗りました。
これまで同様、鍬と熊手を使い、瓦礫と雑草をとっていきました。
ガラスの破片、発泡スチロール、木片、写真、こけし、スリッパ、薬、お菓子の袋…といろいろなものが出てくるたび、この場所が津波にあったことを思い心が痛みましたが、逆に絶対きれいにしなければ、との思いが沸いてきました。時折トンボやバッタなどの生き物を目にし、また土の匂いに心がなごみました。
【作業前の「田んぼ」】

【作業後の「田んぼ」】

作業終了時に、上の草むらが下の田んぼになりました。
<第3回目> 2011年8月13日(土)~2011年8月17日(水)
連日の猛暑のなか、新たな田んぼ2面の雑草取り、ゴミ撤去、畦道づくり、水路復元等の作業を行い、ついに田んぼに水をはることができました。
水をはった田んぼでは、既にトンボが産卵し、多様な生き物が生息する豊かな田んぼへの第一歩を踏み出しました。

水路から整備した田んぼに水を引きました。田んぼでは、待ちかねたようにトンボが産卵しました。
<第2回目> 2011年8月6日(土)~2011年8月10日(水)
連日の猛暑のなか、引き続き田んぼの雑草取り・ゴミ撤去と水路復元の作業に取り組みました。最終日にはついに水路が復元しました。

石やビニールシートなどで川の流れをコントロールし、近くの小川から整備した水路に水を引きました。
<第1回目> 2011年7月30日(土)~2011年8月3日(水)
夏にしては涼しい気候のなか、最初の田んぼの雑草取り・ゴミ撤去と水路復元の作業を開始しました。鍬による田んぼの掘り起こし、スコップによる水路の復元などは普段やり慣れない作業ですが、熱心に取り組みました。
水を入れた田んぼを裸足で歩けるほどきれいにすることが目標です。

雑草を取り、田んぼを掘り起こして細かなゴミを除去しました。また、水路を覆う草を取り払い、土砂をスコップで除去しました。

